お疲れ様です。きざきまるおです。
今回はPrometheusの使い方についてまとめていこうと思います。
様々なリソースを一元管理できるのでとても便利なライブラリです。
それではどうぞ。
Prometheusのインストール
以下のコマンドを入力し、ダウンロードしましょう。
wget https://github.com/prometheus/prometheus/releases/download/v2.43.0/prometheus-2.43.0.linux-amd64.tar.gz
ダウンロードしたtarファイルを解凍してください。
tar xvfz prometheus-*.tar.gz
解凍したフォルダ内にある prometheus
バイナリを実行してください。
cd prometheus-2.43.0.linux-amd64
./prometheus
ブラウザで http://サーバーIPアドレス:9090
を開き、Prometheusのウェブインターフェースが表示されることを確認してください。
Prometheusの使い方
今回はLinuxのメトリクス情報を収集することのできるExporterを使おうと思います。
ダウンロードして展開するところまで一気にやっちゃいます。
wget https://github.com/prometheus/node_exporter/releases/download/v1.5.0/node_exporter-1.5.0.linux-amd64.tar.gz
tar zxvf ./node_exporter-1.5.0.linux-amd64.tar.gz
cd ./node_exporter-1.5.0.linux-amd64
prometheus.ymlに以下記述をしましょう。
global:
scrape_interval: 15s
evaluation_interval: 15s
scrape_configs:
- job_name: "prometheus"
static_configs:
- targets: ["サーバーIP:9090"]
- job_name: "node"
static_configs:
- targets: ["サーバーIP:9100"]
起動しましょう。
./node_exporter
そしてPrometheusを再起動してウェブインターフェースを確認してみましょう。
Targetsにnodeの情報が追加されています。
そして実際にCPUの値を見てみましょう。
以下画像のように検索欄に入力してもらうとCPU使用秒数がグラフとして表示されます。
ということで以上でPrometheusの簡単な使い方説明を終わります。
それではまた。