Power BI DesktopでDAX関数の動きをまとめる~日付と時刻関数編~

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お疲れ様です。きざきまるおです。

今回はPower BI Desktopの日付と時刻関数でよく使うものについてまとめていこうと思います。。
サンプルコードを実行するための事前準備に関してはこちらを参照ください。
※今回はサンプルコードを使うことはないので参考程度にお願いします。

それではどうぞ。

日付と時刻関数

日付と時刻をDAX関数にて算出することができます。
Power BI では日付の処理が良いレポートの土台になることが多いので、これらの関数使い方について理解しておくのは重要になることでしょう。

CALENDAR

開始日から終了日までの一意の日付を返すテーブルを作成する。
日付テーブルのベースを作成する際に便利。

日付 = CALENDAR('開始日','終了日')

サンプルコード

新しいテーブルの作成時に以下DAXを入力する。

日付 = CALENDAR("2023/1/1", "2023/1/31")

DATE

入力された数値を日付に変更する関数。
月や日付で存在しない数値を入力するとその分日付が加算される。

date = DATE(年,月,日)

サンプルコード

date_sample = DATE(2023,1,1)

DATEDIFF

開始日と終了日の差分を取得する。
製品の売れ残り日数などを表示するときに利用する。

datediff = DATEDIFF(開始日,終了日,年月日指定)

サンプルコード

datediff =
VAR startdate = DATE(2023,1,1)
VAR enddate = DATE(2023,3,31)
RETURN
DATEDIFF(startdate,enddate,DAY)

TIME

入力された数値を時間に変更する関数。

time = TIME(時間,分,秒)

サンプルコード

time = TIME(15,30,30)

YEAR

入力された日付型のデータからそれぞれ年を抽出する。

year = YEAR("日付")

サンプルコード

year = YEAR("2023/1/1")

MONTH

入力された日付型のデータからそれぞれ月を抽出する。

month = MONTH("日付")

サンプルコード

month = MONTH("2023/1/1")

DAY

入力された日付型のデータからそれぞれ日を抽出する。

day = DAY("日付")

サンプルコード

day = DAY("2023/1/1")

今回はここまでにします。
日付データはPowerBIを扱う上では切っても切れない関係なのでマスターしておくことでより快適なPowerBIライフになることでしょう。

それではまた。

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