Power BI DesktopでDAX関数の動きをまとめる~集計関数編3~

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お疲れ様です。きざきまるおです。

今回はPower BI Desktopの集計関数の個人的にたまにしか出番はないかなと思うものについてまとめていこうと思います。
サンプルコードを実行するための事前準備に関してはこちらを参照ください。

それではどうぞ。

APPROXIMATEDISTINCTCOUNT

指定した列の概算行数を表示する。
正確な値ではないがパフォーマンスがとても良好。

概算 = APPROXIMATEDISTINCTCOUNT('テーブル名'[列名])

サンプルコード

概算 = APPROXIMATEDISTINCTCOUNT('orders'[商品名])

AVERAGEA

数値以外の値は条件(TRUE=1,FALSE=0)によって0もしくは1を代入して平均値を算出する。
テキストが含まれる列でどうしても平均値を算出したいときに利用する。

平均A = AVERAGEA('テーブル名'[列名])

サンプルコード

平均A = AVERAGEA('orders'[総額_discount])

COUNTA

空白値は0、それ以外を1として行数をカウントする。
空白が含まれる列でどうしても行数を知りたいときに利用する。

行数A = COUNTA('テーブル名'[列名])

サンプルコード

行数 = COUNT('orders'[商品名])

COUNTBLANK

指定行が空白の値をカウントする。

行数BLANK = COUNTBLANK('テーブル名'[列名])

サンプルコード

行数BLANK = COUNTBLANK('orders'[総額_discount])

DISTINCTCOUNT

指定列の重複値をカウントする。

行数DISTINCT = DISTINCTCOUNT('テーブル名'列名])

サンプルコード

行数DISTINKT = DISTINCTCOUNT('orders'[総額_discount])

MAXA

数値or日付以外の値は条件(TRUE=1,FALSE=0)によって0もしくは1を代入して最大値を抽出する。
上記以外が含まれる列でどうしても最大値を知りたいときに利用する。

最大A = MAXA('テーブル名'[列名])

サンプルコード

最大A = MAXA('orders'[総額_discount])

MINA

数値or日付以外の値は条件(TRUE=1,FALSE=0)によって0もしくは1を代入して最小値を抽出する。
上記以外が含まれる列でどうしても最小値を知りたいときに利用する。

最小A = MINA('テーブル名'[列名])

サンプルコード

最小A = MINA('orders'[総額_discount])

PRODUCT

指定列の積数を算出する。

積 = PRODUCT('テーブル名'[列名])

サンプルコード

積 = PRODUCT('orders'[総額])

値が大きすぎて無限大になってしまいました。。。

ひとまず集計関数についてはここで一区切りになります。
詳細を知りたい方はMicrosoftの公式マニュアルをご参照ください。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/dax/aggregation-functions-dax

次回からは日付と時刻関数についてまとめていこうと思います。

それではまた。

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