Power BI DesktopでDAX関数の動きをまとめる~集計関数編2~

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お疲れ様です。きざきまるおです。

今回はPower BI Desktopの集計関数のまとめの続きを書いていこうと思います。
サンプルコードを実行するための事前準備に関してはこちらを参照ください。

※サンプルデータとして4つのテーブルを使用しています。テーブル名はそれぞれ以下となります。

  • calendar
  • product
  • product_discount
  • orders

それではどうぞ。

AVERAGEX

指定したテーブルと計算式の結果に対する平均値を返す。

平均X = AVERAGEX('テーブル',計算式)

サンプルコード

平均X = AVERAGEX('orders',[総額]-[総額_discount])

COUNTX

指定したテーブルと列または計算式の結果、存在する値をカウントする。
用途としてはテーブルを指定するところでテーブル関数を利用して加工したテーブルに対する行数をカウントする。

行数X = COUNTX('テーブル',列名or計算式)

サンプルコード

行数X = 
COUNTX(
    FILTER(
        'orders',
        [総額] > 100000
    ),
    'orders'[総額]
)

MAXX

指定したテーブルと計算式の結果に対する最大値を返す。

最大X = MAXX('テーブル名',計算式)

サンプルコード

最大X = MAXX('orders',[総額]-[総額_discount])

MINX

指定したテーブルと計算式の結果に対する最小値を返す。

最小X = MINX('テーブル名',計算式)

サンプルコード

最小X = MINX('orders',[総額]-[総額_discount])

SUMX

指定したテーブルと列または計算式の結果、存在する値を合計する。
用途としてはテーブルを指定するところでテーブル関数を利用して加工したテーブルに対して合算値を算出する。

合計X = SUMX('テーブル',列名or計算式)

サンプルコード

合計X = 
SUMX(
    FILTER(
        'orders',
        [商品名] = "note" ||
        [商品名] = "pc"
    ),
    'orders'[総額]
)

今回はここまでにします。
まだまだ集計関数は存在するのでまたいつかまとめようと思います。

それではまた。

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