お疲れ様です。きざきまるおです。
今回はEffects BakeryのコンプレッサーであるPlain Bread Compressorについて紹介していこうと思います。
コンプレッサーはギター上達の上で弊害になるとよく言われますが、かっこよくギターを弾けるという成功体験を積むためにむしろ初心者の方に導入していただきたいエフェクターです。
コンプレッサーとは
まずはコンプレッサーを初心者が使う意味について考察していこうと思います。
そもそもコンプレッサーとは音のダイナミクスをコントロールするための装置で、音のレベルを均一化し、サステイン（音の持続時間）を延ばす効果があります。
もう少しかみ砕いて解説すると、大きすぎる音を少し小さくし、小さい音は少し大きくすることで音量差を減らす効果があります。
これによって何が良いのかというと、人間の耳は音量差が大きすぎると不快に感じることがあります。
例えばスマホの音量を最小と最大を行き来させるよりも真ん中付近で上下していた方が聞きやすいですよね。
これをギター演奏に当てはめると弦をはじく時の強弱をいい感じで補正してくれるという効果になります。
そのため、よく上達の妨げになるから使わないほうが良いという意見が出てくるのですが、それは初心者をなめすぎていると思います。
初心者はピッキングの上達云々の前にうまく弾けなくて折れてしまうのが先に来るでしょう。
なのでコンプレッサーで少しでもその挫折部分を取り除いてうまく弾けている感での成功体験を先に感じた方が良いと考えています。
Plain Bread Compressor
ここで本題のPlain Bread Compressorについてです。
まず何といってもめっちゃ安い！
とりあえずコンプレッサーを使ってみたいと思ったときになんだかんだで他の商品だと１万円は軽く超えてくるのですが、こちらは５千円かからないです。
そして安かろう悪かろうではなく、ちゃんとクオリティも確保されています。
価格帯がぐっと上がるほかのエフェクターと比較するとほんの少しだけノイズが発生するように感じますが、コンプレッサーとしての機能は問題なく備えており、ノイズといっても気になるレベルではありません。
つまみも直感的にわかりやすい、LEVEL(音量)、TONE(音色)、COMP(コンプレッサーのかかり具合)となっており、他のエフェクターと比較して悩むことが少ないでしょう。
なので、まず最初の１台としてこちらを試してみて、自分の望む機能が定まってきたら、より多機能なコンプレッサーを追い求めればよいと思います。
