お疲れ様です。きざきまるおです。
今回はEffects BakeryのディレイであるFrench Bread Delayについて紹介していこうと思います。
ディレイは調べれば調べるほど機能がたくさんあって初心者にはとっつきにくいエフェクターに見えますが、うまく使えた時の気持ちよさはものすごいので是非触ってみてほしいです。
ディレイとは
ギターエフェクターのディレイは、ギターサウンドにエレガントで空間的な効果を加え、音楽の表現力を豊かにするための重要なツールの一つです。ディレイは、オリジナルの音が発信された後、一定の時間差をもってその音を繰り返す効果を指します。以下に、ディレイエフェクトに関する基本的な概念や機能について簡単に説明します。
ディレイエフェクトは、リピートされる音の数や間隔、音の反響をコントロールすることができます。リピートの数が多いほど、反響が長くなり、空間的な響きが強調されます。逆に、リピートの数を少なくすると、サウンドはより自然でクリーンになります。
ディレイには、アナログディレイとデジタルディレイの2つの主要な種類があります。アナログディレイは、電子部品を使用して音を処理し、ウォームで自然なサウンドを生み出します。一方で、デジタルディレイはデジタル信号処理を利用し、高い精度と多彩な調整が可能です。多くの現代のギターエフェクターはデジタルテクノロジーを採用しており、様々なディレイ効果を提供しています。
ディレイエフェクトにはさまざまなパラメータが存在し、これによりユーザーはサウンドを細かく調整できます。タップテンポ機能を備えたディレイエフェクトでは、演奏に合わせてリピートのタイミングを簡単に調整できます。また、ディレイには他のエフェクトと組み合わせて使うことで、さらに複雑で興味深いサウンドを作り出すことができます。
ディレイは、特にサイケデリック、ポストロック、アンビエントなどのジャンルで広く愛用されており、ギタリストが個性的で表現豊かな音楽を創造するために欠かせないエフェクトの一つとなっています。
French Bread Delay
本題のFrench Bread Delayについてです。
Effects Bakeryシリーズ特有なのですが、なんといっても安い!これはエフェクターを購入するうえでの心理的ハードルをぐっと下げてくれるものなのでこの要素は外せないでしょう。
そして、もちろん機能としても素晴らしいです。
「TIME」「REPEAT」「BLEND」3つのノブが存在します。
「TIME」はその名の通りでどのくらいの時間音を出すかを調整するノブになっています。この価格で最大500msまで調整できるのがありがたいです。
「REPEAT」はディレイの反復回数を変えることが出きます。少なくするとやまびこのように多くすると真後ろから追いかけてくるようになります。
「BLEND」はディレイ音の音量調整ができます。ギターソロで使いたいときはほんのりディレイ音が聞こえるように、がっつりディレイの音を聞かせたい場合は音を大きくなど自由度が高いです。
やはり値段が安くて品質がいいのが正義ですので、最初の1台にいかがでしょうか?